レア物続出!! 恐るべし赤沢ビーチ | 東京でダイビングライセンス取得

200612/09

レア物続出!! 恐るべし赤沢ビーチ

  • [ 更新日 ]12月09日 17時29分
  • [ 日直 ]河合 一嘉
  • [ 水温 ]17,3度
  • [ 透明度 ]12〜15m

ねえねえタツ君。君は何処に行きたいのかい?

もしもしカメよ〜カメさんよ〜。 「もしもし、ねえ、もしもしって!!聞いてる?」

季節来遊魚の皆様。寒くなってまいりましたので、お体にはお気をつけてお過ごし下さいませ。

潜って栗キャンペーンも年内で終了しちゃいます。早く遊びに来て下さいね!!

抽選袋「栗金団(くりきんとん)マメヲ君」

今日は朝からあいにくの空模様となりました。
朝一で富戸・伊豆海洋公園・八幡野と海洋状況チェックに行ってきましたが
伊豆の南にある低気圧の影響か富戸・伊豆海洋公園は波が出ておりました。
八幡野はベタ凪で問題なしです。
「今日は八幡野かな〜」っと思っているとゲストからのリクエストは
「赤沢ビーチ」でした。

「赤沢ビーチ」はあまりファンダイブではツアーを出していませんが、
東伊豆で海洋実習を受けた方はココで潜った方も多いのでは?
遠浅の砂地が広がる海で、最大深度も浅めなのであまりファンダイブでは
行かないですが、実はこの海レア物が良く出るのです!!

では、今日の赤沢はどうだったかというと、
「カスミアジ」結構暖かい海を好むお魚なので伊豆ではあまりみかけません。
「タツノイトコ」タツノオトシゴをスマートにした感じ。
「ダイナンウミヘビ」細い顔で砂に隠れて頭だけ出しています。
「タカクラタツ」いわゆるタツノオトシゴの仲間。
「アオウミガメ」伊豆の海にもウミガメ君はいるんですよ!!
「ムレハタタテダイ」100匹以上いました。
などなど。

真っ白な砂地をゆっくり進むとまるでそこは海底砂漠。
本当の砂漠は行った事ないけど、きっとこんな感じなんだろうな〜っと
泳いでいくと、水面近くには「イワシ」の群れ一時期高級魚になりかけたのにね。網ですくえば今頃お大臣です。
それを狙って南のお魚「カスミアジ」が群れを成して泳いでいます。
拾い砂地に転々と置かれたコンクリートの塊にはソフトコーラルが
申し訳なさそうに付いています。
付近には「ヨウジウオ」が2匹デート中です。「・・・。」
邪魔をしないようにさらに奥へ。

帰りがけには、10cm弱の「タカクラタツ」が現れました。
普通、タツはしっぽを海草などに絡ませてゆらりゆらりと敵に見つからないように擬態しているのですが、このタツ君はなんと中層をフワリフワリと
漂っているのです。面白いので眺めていると更に上昇していきます。
ゲストと顔を見合すと、「・・・。」
あのタツ君はいったい何がしたかったのでしょう。
どんどん上に上がっていくので、「さようなら〜」

2ダイブ目には更に奥へと進みます。
途中海草の塊が沈んでいました。何か隠れていそうなので
近づいてみると、「あ・あれっ?」見覚えのある形。
そうです。亀の甲羅です!!
ポツンと海底にへばりつき寝ている模様です。
ジーっとしていて動きません。
後で聞いてみると、たまに網にかかってしまったカメを漁師さんがすぐに
逃がしてあげるそうですが、疲れ果ててぐっすり休んでいる事があるようです。

さらに奥に行くとブイのロープ付近に「ムレハタタテダイ」が100匹以上
その名の通り群れています。
「わぁ〜〜〜い、っと満面の笑みで群れに突っ込んでいきたかったのですが、
僕は大人です。
「寒くなってきたけど頑張るんだよ。」
と言い残し、その場を後にしました。

教訓:人生突っ走らない方がいい時もある

お店に戻り、「潜って栗キャンペーン」の抽選です。
今回はTDF賞でした。
そうそう、抽選マシーン「栗頭(くりがしら) サブロウ君」が見当たらないのです。
ある情報筋によるとキャ○リンが間違って捨ててしまったみたいです。
「栗頭(くりがしら)く〜ん、楽しい想い出をありがとぉぉぉ〜」
でも皆さんご安心を。
今は2代目が頑張ってくれています。
その名も、抽選袋「栗金団(くりきんとん)マメヲ君」です。
皆さん会いに来て下さいね!!

天気予報では明日は晴れるようである。
お日様にあたりたいなぁ〜。
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